初心者のためのボード選び−www.sei.infoの考える勝手な初心者の板選び−

サーフィンは海の個人スポーツです。

大勢で海に行ったとしても海の中では 個々のスポーツ です。

また海は誰のものでもありませんが、海の状況(強いカレント・危険な生き物・他のサーファー・他の海のスポーツを楽しもうとする人・大きな波・危険な波・フラットな波・・・)を理解しないといけません。海の状況を理解するにはまず 海のエチケットを理解 しましょう。

エチケット等わからない場合は上手な方に邪魔にならない程度に聞いてみましょう
誰しも初めての頃があったはずなので、質問が明確であればすぐに答えを教えてくれると思います。ただいきなり何もしないうちからの質問は相手も何を答えてよいのかわからないので答えもでないです。

何を覚えないといけないのか?

パドル
如何に波を捕まえるか?
どうやって波に乗るか?

 の3つを覚えないといけないです。ただいきなりうまい人のラインナップに行っても波はつかまえられないですし、波によっては邪魔にもなります。

 

■どうやってはじめたらいいのか?

個人的にお薦めなのは「本当の」サーフショップに行き、スクールに入って教えてもらうことがいいと思います。「本当のサーフショップ」といってもどこが良い悪いというのではなく、ここで言う「本当のサーフショップ」というのは陸上での着る物を売っているだけの店ではなく、レッスンもすんなり教えてくれて、ちゃんとした練習できるボードを貸してくれて、ちゃんと波に乗る気分のよさを教えてくれて、さらにそこでボードが買いたくなるようなお店です。ただ売りが強いのはわたしなら避けますが・・・

 

ロングかショートか

色々な理由から、波に乗る前にどちらかに乗りたいという強い意思があるかと思います。「かっこいいから乗りたい」というのも私的にはモチベーションを高めるので非常に良いことだとは思いますが、乗ってもみずにどちらかを悪いというのは些かいただけない感じはあります。私はこのホームページをご覧の方なら既にご存知だと思いますが、“サーフボード”と名の付くものであればなんでも乗ります。ただ波にあったボードとなると、日本の場合は,夏は比較的波が小さい日が多いので、波の小さい日はロングボード、台風とくるぶし以上の波があるときは長くない板の方が個人的には楽しいです。ここで言う小さい波というのはロングボードの厚さの波をいいます。ロングボードの厚さの波があれば基本的に波には乗ることができます。わたくしは波の良い時間を仕事の都合上選ぶことが出来ないので、自分の持っている板を波にあわせ→サーフィンを常に時間があるときに続けることに私は重きを置いています。

ただ大きい波のときにロングに乗らないわけでもありません。どちらが良いというわけでもないですし悪いわけでもないです。ただ板の厚ささえあれば乗ることのできるロングでは、それだけ波数に乗れるということなので、 さらにエチケットを理解 することが重要となってきます。

話はそれましたが、私の考える初心者に向いているボードとは何かというと・・・私はロングから始めるほうがいいと思うのですが、はじめから 20 万円くらいの憧れのボードを買うのは傷をつけたときに寂しいので、先ほどの「 本当のサーフショップ 」でソフトトップのボードを貸してもらいながら教えてもえるところが怪我もなく、安全に楽しくサーフィンを覚える近道ではないかと思います。

長めのボードというのは、やはり乗ることのできる 波数が短い板よりもはるかに多い ので、まずは波に乗ることを覚えることが近道だと私は信じています。その代わり、板そのものが長い分、曲がりにくいです。ただ曲がりにくいのは次への簡単な目標になるので、そもそもの波を捕まえることよりも余裕と楽しさを持って進むことができます。(インストラクター次第かもですが・・・)

短かめの板は波を捕まえることがはじめのうちは 非常に困難 なので、はじめのハードルが高いです。ただそのハードルを越えると 失敗を多く重ねているだけに、上達も早い ですし、そこまでたどり着いたときの喜びは言い表せないものがあります。

何度も言うようですが、個人的にはショップでソフトトップのボードで指導してもらうことが何よりの近道かと私は思います。

 

サーフィンにエチケットはありますが、 サーフィンを学ぶのにルールは存在しません

 

■ロングボード

ロングボードというのは競技にでることができる 9 フィート( 274.32 センチ)より長いボードでたぶん 10 フィート( 304.8 センチ)くらいまでのものをいいます。また幅が 22 インチ( 55.88 センチ)〜 24 インチ( 60.96 センチ)くらいのものです。それ以上に長いボードも幅の広いボードもありますが、長いと「 グライダー 」と呼ばれるものになったり、また幅が広く厚みがあると「 スタンドアップパドルボード 」のようなものにもなったりします。ただフィンの形状、重さ、厚さそれぞれのバランスによって乗り方がかなり変わってきます。競技ではショートボードのように当て込んだりするところが採点対象になるのでどうしてもトライフィンや2+1のフィンの方が好まれるようです。ただ個人的には ロングは優雅にロングらしくスタイリッシュ に乗って欲しいなと思ったりもします。

 

ショートボード

通常ショートと呼ばれるものは 5 フィート後半くらいから 6 フィート 6 インチくらいまでのものをさしていいます。( 180 センチくらいから 201.16 センチくらいまで)幅はロングと比べると極端に狭く厚さも薄いです。競技ではトライフィン( 3 本フィンがあること)が好まれますが、近年はクワッド( 4 本フィンがあること)なども好まれます。他のどのボードよりもロッカー(ボードの先の沿っている部位)が大きいです。回転性を高めるのと、板の先が早い波でも刺さらないようにするためです。水の設置面が少なくなるので、 パドルは他のボードに比べ遅くなります

 

 

■ファンシェイプ

競技にでることのない板で通常短いもので 6 フィート 8 インチくらいからで、長いものだと 8 フィート 6 インチくらいまであります。( 207.264 センチくらいから 262.128 センチくらいまで) ショートに比べるとはるかに幅が広いボード 。ノーズもショートのような細く、ロッカーがきついものもなく、きわめてフラット。波をロングほどではないものの、そこそこ捕まえることができ、さらに動かすことも用意にできる・・・楽しむことがメインのボードです。動かすことを追求するとショートに流れていく人も多く、また優雅さや、ノーズライドといった技やスタイルを求めるとロングに流れていく人も多いようです。小さいロングボードと理解してもらうほうが早かったりすることもあります。

 

大きく分けて通常“サーフィン”と呼ばれるものはこの 3 種類になります。他には「ボディーボード」「ニーボード」「スタンドアップパドルボード」「トランジションボード」「パイポボード」等があり、通常とちょっと変わった乗り方ですが、これらもサーフィンです。ただ立ってサーフィンをするのを学ぶ上で上記の 3 つのボードが主流なので、周りの人も多く、すぐにわからないときに人に聞きやすい乗り物として、個人的にはお薦めします。

 

ただ、「波」というものを知るには「ボディーボード」や「ニーボード」もレールをしっかり入れないと乗れない乗り物なので、波を知ることに関しては上記のどの板よりも優れています。

 

■私が 個人的に初心者の方にお薦めできない 最初のボード

@重たいロング
重くて取り回しができないです。しかも周りの人も自分も危なかったりします。

A浮力のない幅が狭いショート
バランスがパドルの段階から難しく、乗るまでのハードルがかなり高いです。

Bニーボード
見た目は簡単そうですが、かなり危ないです。特にスプーンなどの板はうまい人でも乗れる人が限られます。

Cスタンドアップパドルボード
はじめからこれをやろうという人はいないと思いますが、大きいですし、危険です。私が初心者にもっともやって欲しくないボードです。

Dフィッシュ
近年流行のフィッシュ(ボードの終わりが魚の尾ひれのようなボード)ですが、幅が広いので(クラッシックフィッシュを指しています)安定はしているのですが、幅が広すぎるので、ちゃんとレールワークということを学ぶことにつながらないボードです。ロングをやっていた、もしくはショートをやっていた人が進むには良いと思うのですが、浮力もあり、テイクオフも楽。また短いというのもあり多少テイクオフが早く出来るようになると簡単になんとなく曲がることができたりもします。テイクオフしたあと、その幅の広さでレールがどっちにも噛まず、フィンだけを頼りに、後は短さだけを利用して曲がる感じになります。それで満足だ!といわれる方には無理に乗らないほうがいいといいませんが、いきなり波が大きくなったときに苦戦をし、またその先がなかなか見出せなくなると思います。また全くの初心者の方だと、フィッシュのとがった部分が波打ち際でそのまま構造上戻ってきます。とがった部分で怪我しないよう、また怪我をさせないよう十分に気をつけてください。

Eパッコン(工場生産されているものでシェイプでないもの)
ソフトトップはお店で借りることが容易なので、お勧めなのですが、パッコンを初心者の方が「壊れにくいから買う」という理由で買われる方は私個人的にお薦めできません。

ボードは基本的に壊れます。

自分で直そうとする努力が無いと板への愛情も半減です。一緒に幸せをくれるものなので、 1本1本大事に乗ることをお薦めします。また海から上がったら板から塩水を取ってあげて、その日の反省点、良かった点を思い浮かべるのも悪くはないと思います。
パッコンのボードは壊れないわけではありません。ただ壊れるといやな壊れ方をしますし、直すのもかなりつらいです。直さず海にでたりする方も見受けられますが、だんだん板の扱いも雑になり、怪我の元になると思います。(あくまでも個人的な意見なので参考程度に読んでください。)

■初心者にお薦めのボードに取り付けるアクセサリー

@ノーズガード(板の先がとがったボード<特にショート>をカバーするものです。):
目に刺さったり、いろんなところに刺さり致命傷になった方をみたことがあります。

Aトラクションパット(デッキパッチ)
板の後ろの方の後ろ足が来るところに張るものです。板の場所を覚えることができます。

Bリーシュコード(板とサーファーをつなぐものです):是非買ってつけてください。板を流すと危険です。

Cワックス(滑り止め):板の上に塗るものでサーファーと板とがすべらないようにするものです。季節によっても、メーカーによっても種類があるので、好きな匂い、やわらかさを選んで塗ってください。近年シールで代用するものもでてきましたが、夏や炎天下のもとでのサーフィンにはとても向いていると思います。特に初心者の方にはこれを塗らないと上達につながりません。

D日焼け止め:初心者の方が忘れがちなアイテムです。水の上でも日焼けはします。がっちり塗りましょう。

 

ふと私が今初心者だったらどんな風にサーフィンをしているのだろうと思い、今一度自分がこうすればもう少し楽しかったかなということを踏まえながら勝手な解釈で書きました。必ずしもこれが正しいというわけではありません。ただ1つの意見として参考にしていただけると幸いです。

エチケットを守り、楽しいサーフィンをしましょう。

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